2024年度サステナビリティレポート

2024年度より、サステナビリティレポートは、IFMの英国スチュワードシップ・コード(UK Stewardship Code)提出書類、気候変動レポート(Climate Change Report)、サステナブルビジネスレポートの3つの報告書を統合し、サステナビリティに関するIFMのアプローチ、活動、成果を包括的にご確認いただける単一文書といたしました。
本年を通じて、当社は持続可能な投資アプローチを見直しました。これにより、お客様に長期的な価値を提供すると同時に、それが経済、環境、社会に持続可能な利益をもたらすと考えております。改訂版「Sustainable Investing Guidelines」では、環境・社会課題の両方を網羅する7つの重点テーマと、その基盤となる原則を詳細に説明しております。これらのテーマと原則は、お客様が代表する働く人々の長期的な退職貯蓄を投資・保護・成長させるため、強靭なポートフォリオ構築を通じて長期リスク調整後リターンの最大化を目指す当社の取り組みを支えるものです。
本報告書に掲載されたケーススタディは、全ての資産クラスにわたる持続可能な投資アプローチへの取り組みを示すものです。本年度の主な取り組みとしては、オーストラリアにおける持続可能な航空燃料(SAF)のサプライチェーン構築に向けたグレインコープ社との提携、大規模な公営住宅やアフォーダブル住宅への投資機会を模索するための業界年金基金との連携、そして英国政府とのMOU(Memorandum of Understanding)の締結などが挙げられます。
Related articles

インフラ投資の未来展望2025:インフラ市場における新たなトレンドは世界をどう変えるか

Investing in Australia: Accelerating industry super investment and growing Australia’s housing supply
